⚠︎当ブログは適応障害で休職中の患者の見解です。回復への一助となる事を望んでいますが、治療は医師の指導のもと行ってください。
休職して3ヶ月。
あっという間だった。いや、1日1日は長かったけど、繋がったら一瞬に凝縮されてしまった。
「転職するのか、復職するのか、そろそろ真剣に検討しなければいけない」と言いつつ、すでに2回も休職期間を延長してしまっている。本当に決めないとやばい。
参考になるかわからないけれど、社会復帰に向けて私が考えたことを書き残しておく。
適応障害|休職期間の目安と復帰条件
適応障害は、ストレスを契機に不眠・動悸、抑うつ気分などの症状が現れ、社会生活に支障が生じる疾患。(引用:症状検索ユビー)
私の場合、職場の上司がストレス因だった。
その人を思い出すだけでイライラして、考えないようにしてもムリで、寝付けず、職場で声を聞くと吐き気がして、涙が止まらなくなったので、心療内科を受診したのがきっかけだった。
そこで診断書をもらい、今日まで約3ヶ月間、会社を休職している。
休職期間の目安
私はついに、今後を決めないとヤバい時期まで来てしまった事になる。
正直、私の身体はもう治ったと思う。
食欲も回復したし、もう涙は出ないし、夜寝れてるし、なんならお昼寝もしているんだから。
問題は、私が次のステップを決めかねていることだ。
心身は回復したのに、私は決断できないでいる。転職なのか、復職なのか…結論を先延ばしにするためだけに、もう少し休職していたいな、なんて思ってしまう自分がいる。
大変ふがいない。
職場復帰可能の3つの条件
私の通う心療内科では、職場復帰するための3つの条件がある。
②休業した要因について振返り、対策する
③本人から「復帰したい」と希望が出る
「②休業した要因について振り返り、対策する」については、特に難しい。
「会社内で部署を変更してもらう」とか「業務内容を軽くしてもらう」とか、会社側に配慮してもらう必要があるからだ。
フツーに気まずい。
「あの子、前の配属先で上手くいかなかったんだって」と後ろ指指されるとか、地獄過ぎる。
だから、私の頭に最初に浮かんだのは「転職」という選択肢だった。
「転職」という選択肢について
ただ、どうも気乗りしない。
1.転職先で上手くやれのか問題
・工場スタッフ
・清掃員
・警備員
……適応障害になった事がある人に向いている職業を調べると、「人と関わらなくて良い職場」や「ルーティーンワーク」を勧められる。
全然やる気にならん。
贅沢言うなって話なんだけどさ。もちろん、お金のことを考えたらそんな悠長なことを言っている場合じゃないんだけど、上手くやれるイメージが微塵も湧かない。
なんなら私は「事務職」でメンタルをやられたので、二の舞を踏む事になりかねない。
もうさ、私に仕事はムリなんよ。
そう思うと、求人を見るのすら億劫になる。
2.面接で不利になる問題
そして面接が怖い!
面接官が適応障害について、理解があるとは限らない。あからさまに嫌な顔をされる可能性もある。自分が面接官だったとして「適応障害で…」と聞いたら、
・根性なさそうだな
・面倒臭い事言いそうだな
・採用してもすぐ辞めるんじゃないの
という気持ちにならないとは言い切れない。なるだろう。
実際、転職の道を選んだ適応障害の方も「隠した方がいい」とアドバイスを受けている。
ハローワークに何度も相談に行き、紹介された障害者支援施設にも相談に行きましたが、こぞって「病気である事は隠しておいた方が良い」と言われました。
引用:yahoo!しごとカタログ
でも、仮に「転職理由」や「退職理由」を作り込むことができて、上手いこと転職できたとする。すると今度は、その嘘がバレないか、という不安がついて回る事になる。
転職後、源泉徴収票を提出する際にバレたり、住民税の納税額が少なすぎてバレたりするらしい。
そして中には、退職を促された人もいた。
以前勤めていた会社で適応障害になり休職をしていました。休職のことは隠して転職活動をし内定をいただき入社しました。入社後、前年の源泉徴収票の提出を求められた際に休職のため収入が少なかったので正直に話しました。そうしたところ「解雇事由にあたる」ということで自己都合での退職を促され従わざるをえない状況にさせられました。
引用:Yahoo!知恵袋
いや怖すぎて!!!!
だったら一旦復職して、そこから転職先を探した方が健全なんじゃないのん?と思ってしまう。
「復職」という選択肢について
でもやっぱり、復職も怖いわけよ。
圧倒的、気まずい問題
結構な心理的ハードルがある。
復職したとて、私は何もレベルUPしてないんだから前と状況は変わらないし、寧ろ休んでいる間に仕事を忘れたのでますます使い物にならない可能性がある。
ってかどんな顔で出勤したら良いの?!
腫れ物を扱うような感じで接されるのは、すっごいイヤ!
さみしいし情けない。
第3の選択肢
結局決めきれない私は、最終手段に出ることにした。他力本願。
占い である。
…失笑が聞こえてくるようだけれども、仕方なかったのよ。自分じゃもうムリだった。決められない。転職もイヤ、復職もイヤで、「こうしなさい」って言われたかった。
「あなたの人生なんだから、自分で決めないと後悔するよ」なんて言うけれど、だったら私は、「【占い師に決めて貰う】という決断を自分で下したんだよ!」と言い訳して、占ってもらった。
結果を要約すると、こうだ。
あなたにとっての2022年は、体調を崩しやすく、意図しない変化が起きやすい年です。どちらかと言うと復職が良いですが、転職・復職共に、最適な選択とは言えません。来年以降は徐々に上向きになるので、今は待ちの時期です。対策として【第三の選択肢】を考えてみてください。新しいモノ、人、場所に触れると良い影響を受けるでしょう。
なるほど、第三の選択肢か。
1.恋愛→寿退社
つまり、結婚である。
マッチングアプリに登録し、街コンに参加した。
まったく寿退社できそうな気配はないけど、良い気晴らしにはなった。
数ヶ月家に引きこもっていると、退屈する。ちゃんと働いている人に怒られてしまいそうだけど、退屈もつらい。退屈した脳は、「自分はいかに駄目な奴なのか」について永遠に考えるという暇つぶしを始めてしまうので、とてもシンドイ感じになってしまう。
私が休職中だと知らない異性とお出かけすると、「私は普通の女として振る舞えている」という自信に繋がり、とてもエネルギーがもらえた。おすすめである。
2.業務委託(WEBライター等)
私は学生時代、フリーのWEBライターとして生きていくつもりだった。
「クラウドワークスで業務委託を再開しようかな…」なんて0.1秒くらい考えたけれど、私にとってこれは【過去の選択肢】で【第三の選択肢】ではないので却下した。
Twitter上では、鬱からWEBライターに転身する人を多く見かける。
興味のある方は調べてみて欲しい。
3.派遣社員・アルバイト
転職か、復職か決められないなら、いったん運が上昇するまで「ただ会社を辞めて、派遣社員(もしくはアルバイト)で食いつなぐ」という選択肢も思いついたが、親にバレるのが怖くて諦めた。
適応障害を患ったリア友は、夜職で食いつなぎ、みごと再就職していた。尊敬する。
結論
私は、もう1ヶ月休職を延長して、
復職することにした。
このまま部屋に閉じこもっていたら、本当に人として駄目になる気がするので、「どちらかと言うと復職が良い」という占い師の言葉に従うことにした。
また、それとは別に【第三の選択肢=結婚】を目指して、婚活もつづけていくつもりだ。
この記事にたどりついた貴方も、きっと悩んでいると思う。上手くいくかはわからないけど、お互いがんばろう。
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