キャバクラで副業、という選択肢。|Wワークで一ヶ月間キャバ嬢を体験してみた

生き方

奨学金の返済、家賃、光熱費、食費等々、真面目に生きていても、なぜか生活は苦しいですよね。

加えて、友達の誕生祝いや社員旅行など、臨時出費が重なると家計は赤字。

月にもう数万円のお小遣いがあれば…
と副業・複業を検討している方も多いと思います。

実は、私もその一人。

そこで今回は、キャバクラで1ヶ月間、副業にチャレンジしてみたのでレポします!

副業キャバ嬢、どれくらい稼げる?

週末のみの出勤で、月5万円程度の副収入になりました。

私が在籍したキャバクラは、時給2000円

労働時間はお客さんの入りの状況によって変わります。20時に出勤し、lastは23時~2時までの間で変動する感じです。一日3~6時間程度働くので、一回の出勤で6000~1万2000円程稼げます。

また、がんばりによって
+ドリンク1杯100円
+場内指名500円
+指名1000円
のバッグがもらえます。
※お客さんがチップをくれることも。

月に5万円の副収入は、かなり助かりました。

とはいえ、キャバクラをはじめるに当たって、出ていくお金もあります。

キャバ嬢になるための初期費用

キャバクラは他のアルバイトより、初期費用が多い気がします。

稼ぐためにはじめたのに…と思いつつも、まぁ致し方無しです。

【初期費用】
・ドレス
・ヌーブラ
・パーティーバッグ
・ヒール
・ハンカチ

【その他の費用】
・ヘアセット
・ネイル
・まつエク
・その他(化粧品・香水・送迎)

1.キャバドレス代

引用:dazzystore(デイジーストア)

ドレスの値段はピンキリですが、安いものだと3000~5000円で購入できます。

求人には「貸しドレスあり」となっていても、入店後に「自分に似合うやつを買ってください」と言われる事があるのでご注意ください。

私が先輩キャストにおすすめしてもらったサイトは『dazzystore(デイジーストア)』です。

失敗しても諦められる価格帯なのが、ありがたいです。私は胸元が貧相なので、胸元が隠せるドレスに限定して探しました。

>>dazzystore(デイジーストア) を見てみる

2.ヘアセット代

ヘアセット代は、提携美容院にお願いしているので一回500円でした。

巻き髪など、自分でスタイリングできる人は美容院に行かなくてもOKとの事だったので、私は自分でやりました。

3.罰金

当日欠勤した場合、平日は3000円、休日は5000円の罰金が発生しました。

ちゃんと出勤するんで、良いんですけど…
こういう話は、全部入店後に言われました。

入店前にちゃんと確認しておくと良いと思います。聞きづらいけど。

キャバクラではどんな女の子が働いているの?

夜職=怖い というイメージがありますが、
私がお世話になったお店の女の子はそんな事なかったです。

1.キャバ嬢の年齢層は?

18~30代まで幅広く在籍していました。

メインは、20代前半。
大学生が多かったです。特に、長期休み期間は短期バイトで学生が増えるとのこと。

ちなみに、若い方が喜ぶお客さんが多いので、「本当は32歳だけど27歳の設定にする」など若干サバ読むのも戦略のうちでした。

大事なのは見た目年齢!

2.キャバ嬢ってどんな子?

お金が欲しい子です。

そりゃそうか。

私の知る限りでは、「贅沢をしたいからキャバ嬢になった」とか「ホスト狂い」という人はごく少数で「学費を稼がないといけない」とか「次の仕事が見つかるまでの繋ぎで」とか、金銭的な事情で「高額バイト」の求人を漁り、たどり着いた人が多かったです。

最初は、夜の世界だし怖いイメージがあったけど、働いているのは普通の女の子でした。

(入れ墨入ってる人もいたけど、中身は優しかったです。)

副業でキャバ嬢になるメリット&デメリット

副業でキャバ嬢を選ぶ、メリット&デメリットをお伝えしていきます。

Wワーク先としてキャバクラを検討する際に、ご参考ください。

キャバクラで副業するメリット

まず、メリットから。

1.効率よく稼げる

昼職を続けつつ、収入を上げるのは大変です。
キャバクラは、夜の空いた時間で効率よく副業できるので助かります。

しかも時給が良い。

給料ナビによると
キャバクラの平均時給は2195円。

夜間バイトの中でも、高時給です。

また、夜職はいつでも人手不足。
お店のランクにもよりますが、 20代の女性なら基本的に即入店&シフトも希望通り通るので、かなり助かります。

2.コミュニケーション能力が高くなる

自分にとってアウェイな環境で、リスクを取りつつコミュニケーションを図る事で、コミュ力が鍛えられます。

大人になると人間関係のマンネリ化が起こりますよね。

会社の同僚とだけ、地元の友達とだけ、家族とだけなど、話す相手は決まっていて、最後に「はじめまして」をしたのはいつだっけ??という人も多いのでは??

見知った相手との会話は、ストレスフリーで楽しいですが、それではコミュ力は育ちません。

キャバクラは、基本毎日が「はじめまして」。
情報ゼロの人を楽しませようとがんばる中で、自然とコミュ力が鍛えられる気がします。

・キャバ嬢と話したいのか、団体で話したいのか察する
・自慢ポイントを察する
・その団体のイジられキャラを察する
・その団体のボスキャラを察する

など、接客中は、常にセンサーを張り巡らせています。

そんなに高精度なセンサーじゃないので、間違えてしまったり、察してもうまく対応できなかったりする事がありますが、回数を重ねるうちに、マシになる気がします。

また、リアクションが大きくなり「えー!?」とか「おぉー!!」とか言えるようになりました。

その結果、プライベートの飲みの場でも、良い反応が取れるようになり、自分の成長にちょっと感動しています。

3.美意識が上がる

周りのキャストが美しいので、自然と美意識が上がります。

「あの人のネイル綺麗だな、マネしてみよ」
「あの人ほっそ!私も痩せなきゃ」
「見られてるから姿勢正そう」

など、意識するようになります。

また、キャスト同士仲良くなって、自分に合わないコスメを譲ったり、行きつけのまつげサロンを紹介したりする事もあります。

キャバクラで副業するデメリット

一方で、デメリットもあります。

1.病む

連日勤務すると病みます。

8時間労働の後に、精神的ストレスのたまるキャバクラを入れると肉体的には問題なくても、精神的に参ってしまいます。

金銭的に可能なのであれば、週1(次の日が休みの日のみ出勤)などにしておくのが無難でしょう。

疲れて昼職に遅刻するようでは本末転倒なので。

また、キャバの接客は
とにかく自己肯定感が下がる!!

客は酒を飲んで気が大きくなっている上に、お金払ってるから「キャバクラでは何を言ってもOK」と思っています。

普段の職場では、セクハラになるから言えない事も、キャバクラではよゆーで解禁。好き放題です。

平気な人もいるだろうけど、私は次のような場面で、嫌だなーと思いました。

【例】
・顔がタイプじゃ無いと暴言を吐かれる(→「ブス」「ザンネン」など)

・年齢をいじられる

・体型をいじられる(→「胸でかいね」「デブ」など)

・下ネタが多く男性不審になる(→「ペロペロしたい」など)

・「なんで夜職?」と蔑まれる

・ボディータッチ(→抱きつかれる/膝枕させられるなど)

※全てのお客様がそう、という訳ではないです。

2.昼夜逆転する

昼夜逆転します。

私のお店は、お客さんが少ない時は11時で帰れますが、そういうケースは稀で、だいたい2時まで営業していました。

そこから着替えて、家に帰って、お風呂に入って、髪を乾かして、、、、とすると布団に入る頃には4時。もう明け方です。そこから睡眠を取ると、起きるのはお昼過ぎ。朝日を浴びずに過ごすので、1回の出勤で見事に昼夜逆転します。

「人として(…いやそれ以前に動物として)、こんな生活を送っていて良いのか??」という気持ちになります。

体力がないと死。

3.バレて昼職に影響する可能性がある

身バレする可能性があります。

一番最悪なのが「同僚が飲みに来て鉢合わせるケース」。

私が勤めているキャバクラは20年近く続く老舗なので「実際に鉢合わせた女の子も2・3人はいた。」と黒服さんに聞きました。怖すぎる…。

「店内は暗いから、誤魔化せば大丈夫!」
「別人です、で押し通せなくも無い」

などと説明を受けましたが、なかなか苦しい言い訳かなと思います。

ちなみに、LINEも怪しまれるポイントです。

LINEを交換して営業するのもキャバ嬢の仕事の一つ。本名で登録しているLINEを、お客さんに教えないといけないシチュエーションも出てきます。

しかし、LINE名を教えると「源氏名と本名が違う」という事態が発生しますよね。

そこで「LINE名を頭文字にする」「記号にする」などして誤魔化すわけですが・・・

フツーに家族や同僚に怪しまれるようです。

キャバ嬢に向いている人・向いていない人

1か月働いてみて、私が思う、向いている人・向いていない人を発表します。

私見です。参考までに。

プラス一言が上手い

「いくつ?」
「どこ住み?」
「彼氏いるの?」
「キャバの事伝えてるの?」

など、お客さんの方から質問をくれる事もありますが、全部受け身で答えていたら、個人情報ダダ漏れ。答えたくない質問にまで、答えないといけなくなります。

そんな時に「プラス一言」で自分の話題から、相手の話題に転じる事ができる人は、強いなーと思いました。

【例】
お客「いくつ?」
嬢 「21!お兄さんは35歳くらい?
お客「え、そんなに若く見える?」
嬢 「違うの?!40は超えてないですよね?」
お客「45」
嬢 「見えなーい!!45歳の身体してないですよ!スポーツとかしてますよね??

夜職に偏見や後ろめたさを感じない

夜職に偏見や後ろめたさがある人は、長続きしません。

親や身近な友達が水商売をやっていて、
【水商売をやる自分】に抵抗がない人の方がつづくイメージです。

基本的にキャバクラは30歳前後までの若いうちにしか経験できない仕事です。

会話力や、空気を読む技術を鍛える自己研磨の場と考えると、モチベーションを保てるかもしれません。

メンタルが強いor立ち直りが早い

お客さんの中には、自分好みの顔面でないと、急に意気消沈して冷たく接してくる人もいます。

また、指名の子がいなくて、何を話しかけても終始眠そうな人もいます。

「あー、私嫌われてるなぁ」と思うと、何も喋れないですよね。

かと言って黙って座っていると、30分間お通や状態の暗ーい空間になってしまいます。

「あの席盛り下がってんなー」と黒服さんに思われるのもイヤすぎる。

相手の状態を気にせずに、明るくグイグイ行くくらいのスーパーメンタルを持っていると強いです。

元歌舞伎町No. 1キャバ嬢の愛沢エミリさんも、動画の中で切り替えをうまくするべしと言っていました。

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