タイトル通りなんだけど、覗き被害にあいました。
玄関ドアポストから不審な音がする
午後9時30分。
帰宅した私は、本を読んでいました。
玄関ポストが開いた音がして、
でも何かが投函された気配はありません。
「カタッ…」という小さな音なのですが、2・3回続いたので少し奇妙でした。うちのアパートは、夏場は通路の窓を開放しているので、風が入ってきます。もしかすると風でポストカバーが揺れたのかもと思いつつ、一応ね…とドアスコープを除いたところ、
目があったんです。
ひえぇぇぇぇっ!!!!
ドアスコープから覗かれていた
まじかまじか、こわすぎるんですけど!!!!
叫び声こそ出なかったものの、こちらの戸惑いに気づいて、覗いていた男(?)は逃げていきました。後を追う勇気はなく、その場で硬直した私。
顔や服装も確認できず、泣き寝入りかと思いましたが、一応警察に通報しました。
警察官を呼んだ
5分もしないうちに警察官が2人到着。
男性と女性が訪れ、女性から事情聴取を受けました。うろ覚えですが、聞かれた内容は
・住所
・生年月日
・電話番号
・被害状況(いつ・どんな相手か)
・これまでストーカーされた事はあるか
などだったと思います。
もう一方の男性警察官は、周囲に怪しい人物がいないか見てくれました。
どうやら同じ階の男性がウロウロしていたようですが…確証はないので逮捕には至りませんでした。
うちのアパートには、共有玄関に監視カメラが付いているので「見てもらえませんか?」とお願いしましたが、なんとそれは難しいとのこと…
- 監視カメラは大家さんに聞かないと扱えない
- 写っている人が犯人とは限らない
- 写っている人が何号室の人なのか、もしくは部外者なのかわからない
こういった理由が絡んでいるそうです。
むむむ…悔しいけど確かにその通り……。
その後、鑑識(かんしき)さんが到着し、ドアやドアポストなど、指紋を取ってくれました。
前科のある犯人なら、ここで捕まえることができたはずなので、警察に来てもらって正解だったと思いました。
のぞき魔対策をした
怖すぎたので、もう2度とこんな被害に遭わないように、対策をしました。
1.ドアスコープカバーを取り付ける
まずは覗き穴を塞ぐために
ドアスコープカバーを取り付けました。
ドアスコープの覗き穴は魚眼レンズなので、基本的には外からは中が見えないようになっています。分かるのは明るさくらいです。
でも、リバースドアスコープ(室内確認単眼鏡)という道具を使うと、なんと外側からでもガラス越しに覗くのと同じようにクリアな視界で、覗き見する事ができるのだとか。恐ろしい道具です…。
ドアスコープカバーで塞いで、しっかり防犯しましょう!
これで物理的に視界をシャットアウトできます。1000円以内で買えるところが多いので、それ程負担にはなりませんが、金欠なら、取り急ぎマスキングテープを貼るなどしておくといいと思います!
2.モニターホンを取り付ける
のぞき行為は、現行犯逮捕がほとんどです。
でも、実際に犯人と対面するのは怖すぎるので、モニターホンを設置し、のぞかれている様子を録画してしまうのが良いと考えました。
大家さんに説明したところ、ご好意で設置費用は大家さんが負担してくれました。本当に感謝です。
インターホンから録画機能付きのモニターホンに交換する費用は、3.3〜5.3万円と言われています。(参考:ミツモアMedia)
不安なまま毎日を過ごすくらいなら
大家さんに相談してみてもいいかもしれません。
おわりに
まさか自分がのぞき被害に遭うとは思っていなかったし、そういうのは都会の話だと、たかを括っていたんですが、、、のぞきクソ野郎は身近に潜んでいます。
玄関ドアのドアスコープ(のぞき穴)から、室内がのぞかれたり、盗撮されたりする被害が各地で起きている。(中略)男は女性宅前の通路からドアスコープに単眼鏡を取り付け、スマートフォンのカメラで動画を撮影。自分の好みの女性を探すため、別のマンションも巡ってのぞきを繰り返していたという。男は「多い時は週2回、仕事帰りにのぞいていた」と説明。女性は男と面識がなく、府警が捜査するまで被害に気づいていなかったという。
読売新聞の記事によると、被害に気づかずにいる女性も多いとのこと。
特に、ワンルームはお風呂場が玄関から近いのに脱衣室が無いという間取りが多く、狙われやすいようです。
物音がするな、不審な気配を感じるな、と思ったら、すぐに警察へ連絡しましょう。
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