生きづらいINFPに必要なのは、【意味の無い時間】かもしれない。

生き方

「意味のある事をしなければ」
という気持ちがある。

誰かに強制されたわけではなく、なんとなく。
怠けてはダメ、という暗黙の了解が、自分の中にある。

この記事は、16タイプ診断の「INFP」に理解があることをベースに話しが進みます。

その方向に、幸せはないよ

自己啓発が義務感になったら、ちょっと休憩が必要かも。

資格の勉強をしたり、自己啓発本を読んだり、副業に取り組んだり、SNSで評価を求めたり「意味のある時間の使い方をするべきだ」という気持ちに従って、色々手を出してきた。

社会人になって、土日くらいしか自由に時間を使えなくなって「意味のある事をしなければ」という気持ちは、更に拡大したように思う。

この僅かな時間を有効活用しなければ、私はずっとこのままの生活を続けるんだって思うと怖くて、何か努力しないとダメだと焦った。

でも、3年ほど調査した結果、
どうやら私の幸せは、この方向にはないらしい。

体調を崩して、やっと気づいた。
この直感が当たっているかはわからないけど、最近はそんな気がしている。

意味の【ない】時間を必要としている

私たちINFPに必要なのは
意味の【ない】時間なんじゃないか、と思う。

学生の頃、私は小説が好きだったのだけれど、今じゃもう全然読めない。
小説を読む
=時間の無駄という思考がチラついて「もっと役に立つ本を読んだ方がいいんじゃないか?」と実用書に手が伸びてしまう。ただ楽しむだけの読書ができなくなってしまった。

意味の【ある】時間ばかり追うと
意味の【ない】時間を楽しむ心が死んでいく。

私たちの良さって、想像力豊かで、物語にのめり込んで、誰よりも感動できるところにあったんじゃなかったっけ。そういうの全部「無駄だから」って傍に追いやっていたら、幸せから遠のいていくんじゃないかな。

心を蘇らせるいくつかの提案

「-したい」を大事にしよう。

自分の中の「-したい」を「それは無駄だよ」と無視しつづけると、何がしたいのか分からなくなってしまう。したかったはずの事すら、楽しみ方を忘れてしまう。

私たちは、「-しなきゃ」とか「-した方がいいだろう」っていう義務感ばかりを優先してしまいがちだから、たまには意識的に「-したい!」と思える事をしていくのが、幸せへの近道だと思う。

最近私が「-したい」と思った事

自分がしたい事が何かわからない人も多いと思うから、私がワクワクする「したい事」をいくつか紹介する。もし私のしたい事リストの中に、心がときめくものが合ったら取り入れてみてほしい。

  • ONE PIECEフィルムREDが観たい
  • キングダム(漫画)を観たい(←映画は観た)
  • カラオケの大画面でグレイテストショーマンを観たい
  • 誰もいない温泉に一人で行って長湯したい
  • 誰もいないサウナを独り占めしたい
  • 誰もいないプールで力尽きるまで泳ぎたい
  • インストラクター付きでもう一回スノボがしたい
  • 近場の神社を制覇したい(←少しずつ開拓中)
  • パワースポットに行きたい(←いくつか行った)
  • 滝行をしてみたい
  • 火渡りをしてみたい
  • 運を良くしたい(←幸運の木を買った。運気を上げる方法が書かれた本を買った。)
  • 中・高の友達と会って現状報告会がしたい
  • フルーツ狩りに行きたい
  • 果物からジャムをつくりたい
  • レシピを見ずにつくれる「得意料理」をつくりたい
  • ヒトカラに行って同じ曲を永遠に歌いつづけたい
  • 全力でコスプレしてみたい
  • 全力でゴスロリしてみたい
  • 海外に行ってみたい
  • クッキーを焼いて友達と食べたい
  • ホームパーティーがしたい
  • ゴルフをしてみたい
  • 親に温泉旅行をプレゼントしたい
  • 青春18きっぷで出来るだけ遠くへ行ってみたい
  • 目的もなく車を走らせて車中泊してみたい

「人生でやりたいことリスト100」と検索すると、たくさんの人がやりたいことをリスト化して公開しているので、より参考になる。一時期すごい流行ったよね。元ネタは、ロバート・ハリスさんの「人生の100のリスト」という本。

気持ちを綴る

INFPは、文章を書く能力が高いらしい。

私たちは、他人の話を聞いてばかりで、自分の事は話さない傾向があるから、文章能力を生かして、たまに文字でデトックスするのも良いと思う。媒体はnoteでも、SNSでも、日記帳でもいい。

私にとっては、このブログがそうなればいいなと思っている。

文字を書く作業は、自分の中から言葉を取り出す作業だ。そこがまた良い。自分の中から言葉を取り出そうとしているとき、他の情報はシャットアウトされる。

私は一時期、移動時間に中田敦彦のYouTube大学を観て、眠りにつくまでメンタリストDaiGoの動画を聞き流すなどしていた。情報過多すぎる。

私たちINFPには、考える時間が必要だ。
誰かに一方的に情報を与えられて「考えてる風」でいるのは、ちょっと違う。自分の思考に没頭する時間を持って、なんらかの形で外に出すと、幸せを感じやすい。

  • 自分を高める努力をしよう!
  • 誰かに認められるよう発信しよう!
  • お金が稼げれば尚のこと良い!

そんな風に努力して過ごすのも素敵だけれど、疲れを感じたならほどほどで切り上げてほしい。

自分のための時間を過ごそう。

意味のある事ばかり求めると、意味のない事の中にある幸せを忘れてしまうから。

参考書籍|今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト/武田友紀

INFPHSP(=繊細さん)である事が多い。

この本は、繊細さんに向けて「成果主義をやめて、自分にとっての欲を大切に生きていこう!」と提案している。当記事を書く上で、とても影響を受けた。

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