死にたい、なんて言うほど大袈裟に不幸ではないけど
ベースとして生きるのがしんどい。
でも、そろそろ幸せになろうと思う。
INFPの「思考がとまらない」性質
物心ついた時から、思考が止まらない子だった。
INFPの同士なら理解してくれると思う。
「思考が止まらない」というと、何やら賢そうなニュアンスを含むけど、そういうわけじゃなく、グルグル螺旋状の問答が頭の中で繰り返されている感じ。
特に生産性のない思考がとまらない。
思考が好むジャンルは、ネガティブなものが多い。
【過去への後悔】や【未来への不安】は思考の大好物だ。
「なんであんな態度とっちゃったんだろ」と過去を悔やみ、そこから派生して「きっとあの人は私をこう思ったに違いない…」とわかりもしない他人の気持ちを推測する。そして「嫌われたくないな…」と不確定な未来に怯え「なんで私はこうなんだ…」と落ち込む…(そして振り出しに戻る)
文字に起こすとなかなか救い用がないな。
「思考がとまらない」性質は、私たちINFPが【生きづらい】とか【社会不適合】とか言われる大きな原因だと思う。
私は、その事に気づいていながらも「ま、とまらないもんは仕方ない」と放っておいていた。
なんなら「こういうジメジメ=私のアイデンティティだし」という謎の開き直りすら感じていた。
でも、私も25歳。
ジメジメしたままアラサーを迎えていいのか?ださくね??
いい加減、自分の性格と向き合わなきゃいけない時なんじゃないのん??と思った。
もちろん、これまでも何度かこの性質を変えようと試みてはいたから、今回も失敗に終わるかもしれないけど、体調を崩してはじめて、本気で向き合う決心ができた。
ネガティブ=正義という固定観念
「最愛の夫を失った人が、いつ立ち直るかというと【立ち直ろう】と決めたその瞬間なんですよ」という内容の本を、以前読んだことがある。
「最愛の夫を失ったのに3日で立ち直ったら、周りからどんな目で見られるだろう」とか「クヨクヨしてても周りが助けてくれるだろう」とか【立ち直らないでいる理由】があるうちは、立ち直れないのだそう。
私はどうだろうか。
「思考がとまらない」という性質を、やめないでいる理由があるのではないか。
…思い当たる節がある。
私は、思考してネガティブに陥る事で
「現状に満足していない自分」に酔っているのかもしれない。
思考をやめて、ポジティブに生きるのは楽しいだろうけど、そうなるべきではない、なりたくもない、という気持ちが心のどこかにある。だってそれは、現状に甘んじて問題意識を持たない、愚かなことだから。
【ネガティブ=正義】という固定観念を持ってしまっている。
このどうしようもない社会に馴染めない自分、現状に不満を抱え、満足していない自分に、どこか安心しているんだ。
幸せになる覚悟を決める
もうそろそろ、幸せになる覚悟を決めよう。
幸せになってしまったら、そこから先に成長はないような気がしてちょっぴり怖いけど「幸せになる」と決めなければ、幸せにはなれない。
幸せなんて、主観なんだから。
言っちゃえば、自分が幸せを感じようと決めれば、あれもこれも全部幸せに転換できるんだと思う。
幸せを受け入れる免罪符として
「引き寄せの法則」に関する本は良い仕事をしてくれる。
スピリチュアルなものだから、嫌悪感を抱く人もいるかもしれないけど、私はこの考え方が好きなので紹介したい。
引き寄せの法則をザックリ説明すると「日々思考していることが現実になりますよ」というもの。
日々幸せな気分で過ごせば、より幸せな未来を引き寄せるし、日々鬱々とした気分で過ごせば、ずっと鬱々とした人生を歩む事になる。
どうだろう、そう言われると「幸せを感じること」にプラスの印象を持てるのではないか。
幸せになる覚悟を決める、後押しをしてくれる。
幸せに舵を切るタイミングは、それぞれ違う
私はずいぶん長い事、幸せになる覚悟を先延ばしにしてきた。
十数年かけて築き上げた思考パターンは、なかなか手強い。
意識していないとすぐに不満や不安を見つけてきて、グツグツ煮詰めようとしてしまう。
でも、その度に「そっちじゃないよ」と軌道修正している。
私と同じように、マイナスな方向に思考がとまらないINFPの同士へ。
今が心地いいなら、無理に幸せになろうとしなくていいと思う。「現状に不平があるから、がんばれる」という側面もあるだろうから。でも、いつかその思考パターンに疲れてしまったら、次は幸せになると決めてみてはどうか。
私は一足先に、幸せになる覚悟を決めたよ。
参考図書|不安が希望に変わる! 「ゼロ・リセット」マジック/kenji
好きな人がおすすめしていたので買った。
「引き寄せの法則」については、この本を参考にして当記事を書いた。
「まずは現実を楽しむ事に集中し、心地よい状態をキープしよう!ゼロ・ポイントまで戻ることができれば、自然と人生は好転していく」という雰囲気の本。
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