アパートで夜の話声はどのくらいまでOK?|賃貸物件の音漏れ&苦情が心配な方へ

生き方

アパート内のトラブルといえば、騒音問題!

私のアパートは築20年以上のボロアパートなので、音漏れが酷いです。

隣人がカーテンを開け閉めする「シャーッ」という音も聞こえるし、上の階の住人が歌を歌っていると歌詞まで聴き取れることもあります。

ってことは、
私の声も聞こえているのでは…??

・どのくらいの音量なら大丈夫なんだろう?
・何時までなら喋っても平気かな?

という、騒音の基準を調べてみました。

騒音の基準はどのくらい?

まずは「騒音」の基準をみてみましょう。

環境庁の告示第54号によると、住宅街での騒音の基準値は次のように決められています。

・昼間 → 55デシベル以下
・夜間 → 45デシベル以下
※昼は6:00-22:00、夜は22:00-6:00とみなす。
※地域の区分によっては前後します。

dB(デシベル)で言われても…という感じなので、身近な例に当てはめて見てみましょう。

騒音目安【dB】 身近な例
20 ・呼吸音
30 ・図書館でのささやき声
40 ・静かな住宅街でのラジオ音
・換気扇の音
・エアコンの音
50 ・静かなオフィス内での会話
60 ・通常の会話
・子供の駆け足音
70 ・騒々しい事務所
・目覚まし時計の音
・電話のベルの音
80 ・どなり声
・ピアノの音
・テレビの大音量

上記のグラフの例を当てはめると、次の様になります。

・昼間 → 声を張らなければOK
・夜間 → ささやき声はOK
※昼は6:00-22:00、夜は22:00-6:00とみなす

自分の騒音レベルをチェックしてみた

私は、読書が趣味なのですが、難解な本に挑戦するときは「音読」しています(笑)

声に出すことで、眠くならないし、集中して読める気がするからです。

でも、夜にブツブツ呟くのは、苦情が来ないかちょっと不安でした。

特に、隣人が扉を閉める音が聞こえたり、外廊下を歩く足音が聞こえたりすると、

「うるさいから扉閉めたのかな?」
「苦情を言いに外に出てきたのでは?」

と思うことがありました。( 人間不信)

そこで、導入したのが
騒音測定器」というアプリです。

起動してマイクの接続をオンにするだけで、リアルタイムで騒音レベルを測定してくれます。

※無料です

私の実感では、実音にならないコソコソ話の音量であれば、30デシベル。
実音でも、呟く程度のボソボソした喋りであれば、45デシベル内に収まりました。

自信を得た私は、今も夜に音読することがありますが、苦情が来たことはありません。

もちろん、壁ドンを食らったこともないです!

壁際から離れて、布団をかぶったりすると、より一層消音できるようです。

心配な方はダウンロードして、ご自身の騒音レベルを計測してみてください。

また、「防音マイク」「ミュートマイク」と検索すると、音漏れを最小限におさえてくれるマイクも販売されているようです。

評価が二分される商品なので、おすすめしづらいですが…歌いたい方や、音読したいけど声量がある方は、こちらもご検討ください。

まとめ

国土交通省が行った調査によると、
居住者間のマナーに関するトラブルのうち
約34.3%が「生活音」によるものでした。

賃貸物件に暮らしていると、こうしたトラブルに巻き込まれないよう、自分の出す音に敏感になりますよね。

電話やオンラインミーティングはもちろん

・英語のシャドーイング
・テキストの音読
・宅飲み
・朗読

など、声を出す必要がある場合は、

昼は控えめな声量で、夜はコソコソ話の容量で喋るよう意識してみてください。

特に、笑い声や歌声は響くので注意が必要です。

もし自分の声が騒音レベルを超えているかもしれないと思った場合は、無料の騒音測定アプリをつかって害がないか調べてみるといいでしょう。

ストレスフリーな毎日を送ってください。

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